みなさま こんにちは
5月に入り新緑がまばゆく感じられるようになりましたが、
まだ朝晩は肌寒いですね。
さて、ある飲食クライアント様との話です。
当方とは特にお取引のある方ではありません。
お話の中で以下の指摘がございました。
【なんでお茶みたいなパフォーマンス力のない商材を扱ってる?】
その時はこの言葉を飲み込みましたが、正直気分が滅入りました。
最近の風潮ですね、一気に拡散出来てしまう訴求力高い商材が
とみに重宝がられる時代。SNSの一枚の写真から発せられるパワー、
もちろん重要なファクターではあると思います。
BtoBメインのお茶屋の意地という訳ではないですが、
この方は食材の本質を見抜けるとは思えない、
そう思ってしまいました。
とても見た目鮮やかで、写真映えし、手に取りたい、そういった商材が
取り上げられ話題を呼んでいきます。
悪い潮流ではないと思うのですが、えーと思うような品質の商品が
着飾られることにより必要以上に付加価値がつけられる。
個人様の購入なら分かります、
どこに価値を見出だされるかは個人それぞれです。
飲食業態の中での様々なスタイルによる所かもしれませんが、
安かれ悪ろかれのスタイルでなく、一定の対価を頂戴するのなら、
自らが本当に美味しいと思える食材を提供できないと・・
と再考した次第です。
一杯のお茶にはいろいろな思いが込められています。
産地やファクトリーで製造に携わった方、物流にかかわった方、
そして我々販売側。
みなさまに少しでもお茶を通じてよりよい時間を
過ごしていただくために、
微力ではありますが頑張っていきたいと思います。
サンモート